2015年3月26日木曜日

シロアリ対策はホウ酸で

こんばんわ、みのや白木です。


シロアリ対策は、床下に防蟻薬剤を撒くだけが唯一の方法じゃありません。

ホウ酸で処理する事で、シロアリ対策になります。


薬剤とホウ酸では何が違うのか?箇条書きにしてみました。


・持続期間
・健康問題
・壁の中の柱等、再処理の問題

この3つが上げられるかと思われます。


①持続期間
薬剤で処理すると、5年を目処に再処理をしないといけません。
なぜなら、薬剤は時間経過とともに揮発していくので再処理が必須事項となっています。

ホウ酸で処理した場合、ホウ酸は非揮発性なので流水にさらされない限り
処理した所から無くなることはありません。

②健康問題
持続期間にも書きましたが、薬剤は揮発してしまうので室内に薬剤成分が充満してしまいます。
なので、倦怠感や嘔吐を引き起こす可能性があります。

ホウ酸は非揮発性なので、室内に入ってくると言った事はありません。

③再処理の問題
薬剤は5年で効果が切れてしまいます。なので、新築時に壁の中の柱に処理がしてあっても
効果期間が過ぎると、シロアリに対して無防備になってしまいます。
さらに、再処理をしようにも壁の中にあるので再処理が出来ません。

ホウ酸は一度散布処理しますと、半永久的に効果が持続するので壁の中で施工した場所でも
安心できます。

ただ、薬剤系は何もかもだめと言うわけではなく、既にシロアリ被害にあってしまっているお宅などはシロアリを駆除するという目的であれば、薬剤がとても効果的です。

ですので、適材適所で自宅の被害や状況で選択していかないといけませんね。

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