2015年4月18日土曜日

住宅の断熱の重要性

断熱材や工法は色々ありますが、断熱をする事で一体何が変わるのか・・・?
皆さんご存知でしょうか?


断熱によってかわるメリットとは?

①省エネルギー、冷暖房消費量の減少

まず一つは、冷暖房に関わる燃料費の減少です。
たとえば、冬の室温3℃の部屋を18℃にする場合の燃料費自体は、
基本的には変わりません。

しかし、断熱材の性能や工法によって外気からの冷気や室内温を外気に逃がす
割合が小さくなり、一度上げた室温を維持するエネルギーが大きく違ってきます。
(※冷房時も理屈は同じです。)


②室温が極端に下がらず、全体の室温差が少なくなる

外気の温度が伝わりにくい、室温が外部に漏れにくいと言う事は、つまり室温の
変化が少ないと言う事になります。
これは、冷暖房をする部屋は1,2室でも、他の部屋自身の室温が外気の影響を
受けにくいので、冷暖房をした室温が変化しにくく、住まい全体の室温を一定に
する効果があります。
室温が一定になる事で、部屋間の温度差が極端にならず、移動時のストレスや
急激な温度変化による『ヒートショック』などの予防になるので、高齢の方や
高血圧、脳血管系の疾患を持つ方などにとって、とても重要なことです。


つまり、無断熱や隙間だらけのお家と高断熱・高気密のお家では
冷暖房機を使用すれば同じようにエネルギーを消費するが、
その空間を維持する為のコストが圧倒的に変わります。


なので、高断熱のお家は冷暖房をする費用が少なくなり省エネなお家になります。


次回は断熱材の種類や性能について書こうと思います。

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