2015年3月12日木曜日

セルロースファイバーの防火性

セルロースファイバーは、火に炙られてもすぐに鎮火するので周りに燃え広がりにくい断熱材です。
すぐ鎮火して燃え広がらない断熱材は、もし火災が発生してしまった場合でも助かる可能性が
とても高いです。





ここで火事による死因で一番多いのはなんだと思いますか?


普通に考えると火傷・焼死と大体の人が思うと思います。しかし、実は一酸化炭素中毒・窒息が一番多いのです。



約2分・・・ これは何の数字だと思いますか?


約2分これは、一般の家庭で火災が発生してから脱出できる制限時間なのです。


2分しかないの?と思われると思いますが、それには理由があります。
先ほど一酸化炭素中毒・窒息が一番多いと書きましたがこれが理由です。

火災が発生して、火が回るには少し猶予があります。
しかし、有機物が燃えると各種有毒ガスが発生してしまいます

これを吸ってしまうと意識障害が起きて失神してしまい、そして火がまわって・・・と言う流れが非常に多いのです。

さらに、一酸化炭素中毒などの火災時に発生する有毒ガスが原因で推定される死亡者は、
ぼや等の比較的焼損面積の少ない火災でも発生しています。

なので一般住宅の壁に貼られている、塩ビクロス等は安くて綺麗に仕上がりますが、接着剤や材質がビニールですので注意が必要なのです。


冒頭にも書きましたが、セルロースファイバーにはホウ酸が添加されており
非常に高い耐火性能をもっています。
それは、1000℃のガスバーナーで炙っても表面が炭化するだけで燃え広がらず
すぐに鎮火します。
これは他の断熱材では真似できない性能です。

断熱性能もよく耐火性もあるセルロースファイバーは
住宅に使用する断熱材として自信を持ってオススメできます。


実際に見たいという方は、ハンター店でも実験器具が置いてありますのでお気軽にスタッフまでお尋ねください。

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