2015年5月8日金曜日

セルロースファイバー断熱

セルロースファイバーは現場で吹き込みの施工を行うため、
隙間・偏りなく隅々まで充填することができます。

そのため、配管などの影響で施工密度が低くなることがほとんどありません。
どんなに優れた断熱材でも、高密度でカバーできなければその性能を発揮することはできません。

セルロースファイバーは、そうした欠点を補うことができるため、高い断熱性能を発揮します。

コロラド州の建築大学では、セルロースファイバーとグラスファイバーの実験の断熱性能を試験した結果は、

・セルロースファイバー断熱材使用の建物は、グラスウール断熱材使用の建物に比べ、
暖房のためのエネルギー消費が26.4%少なくすむ。
・セルロースファイバー断熱材は、グラスウール断熱材より、性能が約4割程優れている。

以上の結果から、寒冷地など機構の厳しい土地ではセルロースファイバー断熱材のメリットは
さらに顕著に現れるであろうと言われています。

吹込み施工によって家が密封されている状態になるため、さらに高い防音性能も発揮します。

外の騒音が聞こえないのはもちろん、家の中でも子供の泣き声などでご近所の方に迷惑を
掛けることがありません。また、天井にも同じように施工できますのでマンションの上階の騒音にお悩みの方にも非常に効果があります。

~~防音実験~~


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