2014年12月5日金曜日

結露の怖さ

なぜ結露が起こると、どういった問題があり、なぜ結露を抑える必要があるのか?
今回は結露について書いていきたいと思います。

結露により、大切なお家が腐敗しボロボロになると言うのは大分認知されてきました。
これは日本の住宅の寿命が諸外国に比べると、著しく短い理由の一つでもあります。

「結露はカビを呼び、カビがダニを呼び、ダニ・カビがシックハウスを起こす。」

結露が発生するとこのような流れで、私たち人間にも影響を及ぼします。

カビは、酸素、温度、栄養源、水分があればどこにでも繁殖します。
温度20℃~35℃、湿度60%以上を好み80%以上になるとカビは大繁殖すると言われています。
お風呂場でカビがすぐ発生するのは湿気が籠りやすいからです。

カビは様々な物を栄養源に出来るので、カビの対策をしようとすると対策を取れるのは水分(湿気)だけになります。

湿度が60%以下になると生育できないカビがほとんどです。この湿度を抑えることでカビの繁殖も抑えることが出来ます。


<カビ対策まとめ>

・十分な換気を行う(浴室は特に)
・こまめな部屋の清掃(エアコン内部は特に)
・結露の防止
・結露水を放置しない

以上の事を気を付ければ、目に見える結露によるカビの発生は抑えられると思います。

じゃあ目に見えない結露は?たとえば、壁の中で結露が発生していたら・・・?

そんな心配を断熱材で解決するのが「セルロースファイバー」です。

セルロースファイバーは湿度が60%を超えると、調湿を始めます。

断熱材が調湿効果を保有しているのが「セルロースファイバー」の特徴でもあります。

セルロースについて詳しいお話が聞きたい場合はお気軽にお問い合わせください。

次回は、結露~ダニについて~書きたいと思います。

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