2015年4月19日日曜日

住宅の断熱の重要性②

前回の続きです。

さて、家を建てる時は外観や間取り、住設機器の使い勝手に目を奪われてはいませんか?
外の寒さや暑さをしのげるのは、建物が出来あがると隠れてしまう断熱材のおかげだと言う事を
忘れないでください。

断熱施工後のセルロースファイバー

目視で確認できなくなる

断熱性能は、使用した断熱材の厚みに比例します。
もちろん他の材料も性能には影響してきます。

断熱材の厚みが、断熱性能に影響される事を頭の片隅にでも覚えておいてください。

次に断熱材を施工しても欠損等で隙間が出来てしまうと、
その隙間からどんどん熱が逃げだしていきます。
イメージとしては、冬にコートを着てコートの前を開けるととても寒いように、断熱材も一緒で
少しでも隙間があるとそこから熱が逃げだしていきます。

断熱材が施工されていても隙間が5%あると、断熱材の性能は約半分まで低下してしまいます。
ですのでほんの少しの隙間ですら、気を付けなければいけません。

これから家を考える方は、構造見学会を開催している工務店へ実際にどのようになっているのか
きちんと見学するのがいいですね。

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