2016年2月12日金曜日

外断熱工法・内断熱工法・併用工法(ダブル断熱工法)

断熱は断熱材はもちろんのこと、その工法も色々あります。

大まかには、外断熱工法・内断熱工法・内外併用工法の3つに分かれます。


<<内断熱工法>>

建物の構造体の内部に断熱材を充填する方法で、
グラスウール・ロックウール・セルロースファイバーといった繊維系の断熱材が多く用いられる、
断熱工法です
その中でもグラスウール・ロックウールは安価で、特別な技術や経験を必要とせず、もっとも広く行われている工法です。
しかし、木材の部分が熱橋となるため、外断熱工法と比べてより厚い断熱材が必要なことや、グラスウールなどの繊維系断熱材を用いる場合は、その固定を確実に行わないと、壁体内部で断熱材が垂れ下がり、その部分から外気が流入して壁体内結露などの問題を発生する危険性も残されています。


<<外断熱工法>>

構造体の外部に断熱材を張り、熱橋となる部分を無くすことで、
同じ断熱性能であれば、充填工法よりも厚みのすくない断熱材ですむことが出来る工法です。

外断熱工法は木材やコンクリートなどが持っている熱容量(蓄熱性能)を生かし、
室内の熱を木材に蓄え、よりすくないエネルギーで冷暖房が計れるという効果も持ち、
構造体の木材やコンクリートも過酷な外気温にさらされることがないため、
充填断熱工法よりも耐久性が高くなると考えられています。


<<併用工法(ダブル断熱工法)>>

外断熱の場合は、外部に張る断熱材の厚みに制限があるため、高断熱をはかる場合、充填断熱と併用したり、あるいは外壁は外断熱、屋根は天井面に断熱材を敷くなどと行った充填断熱と外断熱を併用した方法が使用されます。

外断熱と内断熱のいい所を兼ね備えた工法になります。

みのやではダブル断熱を使用しています。
これにより高い断熱性を兼ね備えた住宅が完成します。


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