2013年4月15日月曜日

太陽光発電 発電量とは?

太陽光発電システムを屋根に設置した時どのくらいの電力が得られるのか気になりますよね?
よく3kWのような表現がされると思いますが、実際に一日に発電できる電気量は・・・?
曇りの日や雨の日など、太陽光発電の発電量について説明します。



基本となるのは太陽光発電のシステム量です。


システム量というのは、システムを設置する時の3kWや4kWとか言われるものです。
これは太陽電池モジュールと呼ばれるパネル量で、このシステム量が大きくなれば
より多くの電力を発電します。

基本的にはこのシステム量が基準となって電気を作ります。

設置できるシステム量は基本的には屋根の広さによります。
屋根が広いほどそれだけ多くのパネルを乗せる事ができるからです。

つまり、設置量が増えるほど発電効率も高くなります。


一般的には太陽光発電システムの出力は、システム量の70~80%程度が一般的で、
3kWのシステムを導入した場合1時間における発電量は約2.1kwh~2.8kwh程度となります。
また、当然ですが夜中や雨の日、曇りの日などは当然発電量が低下します。
こうした発電できない諸事情を含めた場合の全国平均の値として、1年間に発電できる電気量は
システム量の1000倍程度と言われてます。

つまり、3kWの太陽光発電システムを導入した場合の1年間の発電電量はおよそ3000kWhとなるわけです。

私たちの地域の1年間の日照量はどのくらいか知ってますか?


1981年~2010年までの30年間の統計がこちらになります。



これを見ると山梨県で太陽光すればたくさん発電できる!というわけにはいきません。

次回は、太陽光発電の発電効率を変化させる理由を書きたいと思います。

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