2013年4月18日木曜日

太陽光発電 発電効率を変化させる理由

前回の続きです。


1.屋根の方向と勾配・形状

屋根の向きと勾配(角度)は太陽光システムにおいて非常に重要です。
最も適している方向は、「南向き」であり屋根の角度(勾配)が30度というものです。
これ以外の場合には太陽光発電の発電効率は低下して、場合によっては設置不可という場合もあります。


2.発電時におけるロス

太陽光発電システムが発電する際に生じるロスです。このロスには大きく、
モジュールの熱モジュールの汚れパワーコンディショナーにおけるロスなどが代表的です。
特に多くの方が意外と思われるのがによる損失です。これによって、日照時間が短いエリアであっても
意外と多くの発電が出来るケースがあるのです。
つまり日照時間が長いと発電量も多い!というわけではないのです。

温度損失は、10℃上昇で4%程度と言われています。
例えば50℃まで温度上昇した場合、基準温度(25℃)からの差が25℃あるので10%も効率が下がることになるのです。


3.地域による日照量(発電量)の違い

地域における日照量の違いも発電量に影響を与えます。
例えば雨が少ないと言われている瀬戸内エリアの日照時間は概ね2000時間を越えるのに対して
日本海側は冬に晴天の日が少ないため、1600時間程度となっています。
その差は1.3倍もの違いがあります。
当然その結果地域によって発電量にも差が生じることになります。

前回も載せましたが

 
これを見ていただければ一目瞭然ですね。

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